インターン活動報告

加藤由梨佳

私はワーキングホリデービザを利用して2024年3月から韓国に来ています。

元々大学で国際コミュニケーションを学んでいたこともあり、異文化交流にとても関心がありました。自分も日本と韓国を結ぶ過程の一部に携わりたい、そんな風に考えている中、日韓交流を促進する事業を行っているアジア希望キャンプ機構の存在を知り、インターンとして参加することを決意しました。

 

これまで私が担当させていただいていた業務は、KPOPキャンプの運営補助、KPOP関連のSNS投稿作成及び更新です。

KPOPキャンプでは参加者の空港送迎、オプションツアーの同行などに携わったのですが、オーディション練習の際に通訳を行ったことが最も印象に残っています。KPOPキャンプでは日本人はもちろんのこと、フランスやアメリカ、インドなど世界各国から参加者が集まります。先生からの指導は参加者にとってとても貴重で重要なものです。いかに他言語を先生が意図したニュアンスを崩さず参加者に伝えるか、この部分にとても苦戦しました。

しかし、この経験を通して自分の語学レベルの現状や今後の課題が見つかったため、とても良い経験になりました。

 

もう一つ、インターン業務を通して学んだことがあります。それは、物事を柔軟に捉えることの必要性です。ウェブサイト運営やSNS更新業務を行っていく中で、どうすればより多くの人に投稿を見てもらえるかを考えた際、グラフィックデザインの知識が必要な場合、現在のトレンドに敏感である必要性、決められた文字数で言いたいことを伝える文章力など、SNS投稿一つでも様々な角度から考えることが出来ることに気が付きました。この経験から、物事を多角的にみる広い視野が何事においても重要であることを学びました。

 

私は今、日本の大学を休学しワーキングホリデーに来ているため、就職に向けて動き出さなければならない時期でもあります。音楽、韓国、異文化、映像編集など様々なことに興味のある私は、今後自分の興味関心をどのように自分のスキルとして落とし込み、職業と結びつけていくかという課題に直面しています。

自分の考え方や取り組み方次第で、自身の可能性は広がっていきます。

アジア希望キャンプ機構でのインターン業務は、日韓交流業務に携わり異文化交流の架け橋になることはもちろん、自身の将来とも向き合う良い機会です。この貴重な機会を無駄にしないよう、残りのインターン期間も真摯に取り組んでいきます。