私は2017年11月から2か月間アコピアカフェとひろば韓国語教室でインターンをさせて頂きました。私は2012年から韓国のキョンヒ大学に正規留学しています。大学生活では授業についていくのに必死で、また時間的に余裕がなかったこともありインターンをしてみたい気持ちはありつつも諦めていました。4年生最後の学期となり、韓国生活の最後に何か挑戦したいという思いからコネストで探していたところアコピアのインターン募集が目に留まり、迷わず応募しました。

アコピアでのお仕事は平日はカフェで土曜日はひろばで活動させていただきました。私がカフェで携わった主な業務は日本ワークキャンプの企画、管理、広報活動です。日本キャンプとは韓国人の学生や社会人の方が日本各地に出向き、奉仕活動と観光や文化交流を同時に楽しめるというプログラムです。最初日本キャンプのスケジュール作成をまかせていただいた時は責任の重大さから悩んだこともありましたが、カフェのスタッフや他のインターンの方々と助けあってなんとか進めていくことができました。日本キャンプでの仕事はスケジュール作成や宿舎の手配などを主体的に動くことが求められるので、自分が今何をすべきかを常に考えて行動していたように思います。申請した学生さんたちのキャンプでしてみたい意見などを参考に自分なりに計画を作成してみたり、広報ポスターを作ってみたり、自分で考えたものが形になることが嬉しくてとてもやりがいを感じました。

土曜日のひろばでのお仕事は韓国語教室の運営のお手伝いを行っていました。主な業務は韓国語教師の方の名簿管理修正、先生と生徒さんのマッチング作業などです。生徒さんたちの熱心に勉強する姿は、私が韓国語を勉強し始めたときの初心を思い出させてくれました。それは自分ももっと努力しなければいけないといつしか私の原動力になっていました。また、至らない私にいつも優しく気さくに接してくださった渡辺さん。仕事以外の韓国での生活の相談にものってもらい本当にたくさん助けて頂きました。

またその他の活動で中高生が韓国でアイドになるために参加するKpopキャンプツアーの同行のお手伝いにも参加しました。元々Kpopが好きで、将来Kpopに携わりたいと考えていた私にとって本当に良い経験でした。印象的だったのは留学するか悩んでいる中高生の子たちに韓国での生活についてアドバイスしたり、最近のKpopのイシューや同行などについて話したり私の経験がKpopを目指す学生たちに少しでも役に立っていたらいいなと思います。

学生時代は自分のために学業を頑張ってきましたが、インターンの仕事を通して申請した学生さんたちやひろばの先生や生徒さんなど、自分以外の誰かのために働いているという責任感をもって仕事に取り組む難しさと大切さを学ぶことができました。社会経験が少なく、どこか自信のなかった私でしたがインターンの経験は私を成長させてくれたように思います。アコピアでの経験を生かして私自身で日韓交流で何ができるのかを考え、少しでも携わっていけるように頑張っていきたいです。

最後に社長、川崎さん、渡辺さん、新さん、インターンの皆さん。2か月間本当にありがとうございました。