大野咲希子
(一ツ橋大学→西江大学交換留学)
期間:10月18日~12月15日
2018年10月から約2か月間、アコピアでインターンとして勤務させていただきました。
私はK-POP好きが高じて大学1年生のときに第二外国語として韓国語の学習を始め、2年生からは大学の韓国文化サークルに所属して韓国人留学生と多く関わるようになり、3年生になって残りの大学生活で何かを成し遂げたいと思ったことから韓国留学を志望しました。
留学に来て最初の半年間は、交換留学先である西江大学の学部の講義を受講しつつ語学堂に通い、大学でサークル活動を行っていました。秋学期が始まって履修に余裕ができ、帰国したらすぐに就職活動を始めなければいけないという状況の中で、留学中にしかできない経験がしてみたいと思い、アコピアでのインターンシップに応募しました。
私がアコピアで関わったお仕事は、主にホームページの編集です。その中でも、韓国の芸能事務所のオーディション情報を調べ、日本語に翻訳してホームページに掲載するという仕事を担当していました。ページを更新する際は、社員の方にアドバイスしていただきながらどのようにしたら見やすいかを考え、ページの構成や写真の使い方を工夫しました。韓国には数多くの芸能事務所がありますが、K-POPという自分の趣味を活かし、楽しく仕事をすることができました。実際に完成したページの見やすさを褒めていただいたときや、オーディションについての問い合わせが増えているよ、という風に教えていただいたときはとても嬉しかったです。アコピアのホームページのアクセス数アップや、K-POPアイドルになりたいという夢をもつ方々が夢を叶えるために貢献することができたのではないかと思います。
また、アコピアに新しく入学する方の送迎や芸術高校への登校、K-POPキャンプや熊本から来られた方々のキャンプにも同行させていただきました。具体的な仕事は、空港までの送迎、ハスクの入居立ち会いやダンスレッスンの際の通訳、昼食の同行などです。これらの仕事を行う際は、参加者の皆さまも、ハスクのオーナーや芸術高校の先生方、飲食店の店員の方々も私を「アコピアの職員」として見るため、自分の発言や行動に責任をもたなければならないと思いました。
また、アコピアを通して韓国に来られる方々は、初めて親元を離れ一人で生活を始めようとする高校生の方であったり、初めて韓国に観光に来たという方であったり様々な方がいらっしゃいましたが、皆さん特別な思いをもっていらっしゃるということを感じました。韓国語を使ってお仕事をすることは初めての経験であり、最初は不安もありましたが、参加者の皆さまの韓国での体験をサポートする一員となり、私でも韓国語を使って誰かの役に立つことができるんだ、という実感が自信につながり、やりがいを感じました。
アコピアの職員の方々はみなさんとても優しく、分からないことを質問した時にはすぐに教えていただけ、とても働きやすい環境でした。また事務所のあったトンギョドンの辺りは美味しいご飯屋さんが多く、お昼休みにランチを開拓するのも楽しみになっていました。これからの就職活動や残りの大学生活、社会人生活にも、アコピアでの経験を活かすことができたらいいなと思います。