UCSI University

葛和あやの

 

  私は2019年の10月から12月の約2か月半、アコピアでインターンをさせていただきました。

 

 昔から韓国の音楽業界に興味があり、日本でも非常に有名なKPOPスクールやオーディションを世界各国で開催しているアコピアでより現場に近い体験ができるのではと思いこのインターンシップへの参加を希望しました。そして就職活動が始まる前に会社や企業とはどのようなものか一度体験しておきたいという思いがありました。

 その会社によって細かい仕事もやり方は異なると思いますが、会社に勤めている人なら大抵の人が持っているルールや考え方を自分なりに解釈する時間が欲しかったことも、応募させていただいた動機になる一因です。

 

 

 私は二つのチームの中でホームページや動画を編集するチームに所属し、日本語版のホームページや英語版加えてアジア版のホームページの編集を主に担当したことと、アコピアが頻繁に開催している「アコピアグローバルオーディション」や「アコピア K-POP TRAINIG CAMP」の運営サポートやSNSの宣伝のお手伝いもしました。上記二つのプログラムはたくさんあるアコピアにプログラムの中で毎回応募人数も多く、非常に人気があり世界中でも開催されているのでそこに携わることができ、普通ではできない体験ができ得られるものもすごく大きく、実際の就職時にとても役立つのではないかと思いました。

 

 このインターンシップでは普段大学生をしている私では体験できないような様々な業務を行わせてもらいました。さらなる日本と韓国の友好や韓国の音楽産業の活性化を目指す現場でのリアルな業務や、実践的なマーケティング方法を中心に幅広い経験をし、これまでのデスクワーク中心のイメージとは違った新たなベクトルから「エンターテイメント」という仕事について捉えられるようになりました。

 

 またインターンは日本人数が約5-6人、海外インターンが8-9人程度と大規模ではなく、グループワークなので、自分と同じことに興味を持つ人たちの中で切磋琢磨することができました。韓国はライブエンターテイメントで世界中から注目を集めており他企業でも長期間のものが出ていましたが、インターンシップが初めてだった自分にはこのアットホームな職場が非常にあっていたように思います。そのため社員さんや社長との距離が非常に近く、夢を持った若い世代の子たちのために働くことの難しさや、やりがいについてなど率直な意見やアドバイスもうかがうことができたので、私が就職を考えていく上で大きなターニングポイントとなりました。