田中碧 (山口県立大学)

 

 3/2から3/30までの一か月間インターンをさせていただきました。韓国の文化が好きで、韓国で生活したい、仕事をしてみたいという思いからインターンに応募させていただきました。

 

 わたしが韓国へ行った時がちょうどコロナがひどくなっていた時期だったため、社長をはじめ社員さんがとても気遣ってくださいました。外ではマスクを二重でして生活をしたり、消毒を常に持ち歩いたり、普段の韓国とは違う韓国を見ることができました。

 

 私が担当した業務は「SNSでの宣伝業務」です。アメブロ、インスタ、TwitterのすべてのSNSを任せていただきました。画像の制作から文章の構成、質問に対する返答を一人でやるのは大変でしたが、社員さんとお話ししながら宣伝の方向性を決めたりするのが本当に楽しかったです。わからないことを質問した時には丁寧に教えてくださり、とても働きやすい環境でした。工夫を凝らして作った画像を社長や社員さんに褒めていただく機会も多く、仕事に対してやりがいがあるとはこういうことなんだなと感じました。KPOPが好きなこともあり、社長とエンターテインメント関係のお話をさせていただく機会もあり、いつも私が見ている目線とは違う目線でのお話ができ、とても興味深かったです。

 

 また、業務の一つとして留学生の病院の同行もさせていただきました。海外で病院に行ったことがなく、とても不安でしたが、韓国語を使って留学生の体調を伝えたり、治療方法を相談したりする機会を持つことができ、とても面白かったです。薬局では薬の説明を韓国語で受けましたが、わたしが理解できなかったところを聞き返したら丁寧に説明してくださり、問題なく同行を終えることができました。

 

 緊急帰国しなければならなくなり、韓国でお仕事できたのは1週間とかなり短い期間でしたが、インターン自体が初めての私にとってとても刺激的なものでした。今回のインターンを通して、わたしは自分のしたいことを見つけることができました。韓国で1か月しっかりとお仕事ができず、とても悔しい思いをしましたが、インターンに申し込んでよかったと心から思います。最初の数日は慣れない環境で、うまくできず負担を感じることもありましたが、自分にとって成長する材料になりました。日本人インターンの方ともたくさんお話をすることができ、とても楽しかったです。わたしが入居したとき、アコピアハウスには私と同じインターン生はいない状況でしたが、仲良くなった留学生の子たちと仕事終わりや週末にカフェに行ったり、ショッピングに行ったりするのも本当に楽しかったです。

 

 今回は時期が時期だったため、予定されていた仕事ができなくなったり、外での活動が制限されてしまったりと残念なことが多かったため、また機会があればアコピアにインターンに行きたいです!一か月仕事をしたいという私の意思を尊重して、日本でもできる業務を任せていただきありがとうございました。今回学んだことを生かし、日本でまた勉学に励みます。お世話になりました。