楠彩花 (新潟大学→漢陽大学

インターン期間:2018年5月28日~8月13日

 

 2018528日から813日までの間、週に24時間ずつ、アコピアカフェ、ひろば韓国教室でインターシップをしました。20179月から1年間の交換留学で韓国に来ました。韓国では漢陽大学で大学の授業とともに語学堂にも通いました。留学生活に慣れ、韓国人の友人と関わる中で交流活動に関心を持ち、また大学3年生ということもあり、将来を考える上でインターンシップをしてみたいと考えるようになりエントリーしました。

 

 アコピアカフェでの勤務では、SNSを用いた広報を担当しました。ブログやツイッターを主に、K-POPキャンプ、グローバルオーディション、制服販売などの広報を行いました。K-POPキャンプの参加者の中には、ブログやツイッターの投稿をみたことがあるという参加者の方もいて、自分がやっていることが少しでも結果につながることを実感することもできました。また熊本で行われたグローバルオーディションの1次審査に受かり、2次審査を受けに来られた方々を空港に迎え行く仕事もさせていただきました。オーディションに同行した際には、自分よりも年下の中高生が夢のために頑張る姿、決意のようなものを語ってくれた時には、自分も負けてられないなという気持ちにされられました。2次審査に同行し自分が通訳した方が練習生として契約することが決まり「ありがとうございました」「お世話になりました」と言われた際には仕事に対する満足感、達成感を味わうことができました。K-POPキャンプなどのイベントを企画されるスタッフの皆さんが、ダンスやボーカル、韓国語の先生やスタジオの手配、タイムスケジュールを立てるなどの企画をされ、実際に参加者が来られるまでの過程を間近で見させていただいたことでとても勉強になる部分が多かったです。

 

 

 

 

 講師として住民センターで地元の主婦の方に日本語の授業も任せていただきました。主婦の方ということで、大学生の友人に教えるのとは違い、どのように授業をするのが良いのか毎回工夫をし、わかりやすい教材作りを心がけ授業に挑みました。毎回どのくらい復習の時間を取り、どのくらいのペースで新しい範囲を勉強するのか、日本で経験した塾の講師とは違う難しさがたくさんありました。実際に要望を聞き授業の方法に反映したり、教科書で最初に出てくる単語よりも、家の中や日常生活の中で主婦の方々が実際に使う単語を用いて例文を作ったり、話す練習をしました。また復習と質問の時間は特に重視して行うことを心がけました。その結果自分が準備してきた内容だけでなく、一緒に授業を作っていく雰囲気で授業をすることができました。

 ひろばでの業務では、カフェ同様韓国語教室の予約受付の広報や、出席簿や予約スケジュールの入力など事務作業をさせていただきました。エクセルでの入力作業が多かったのですが、私がエクセルの使い方はわからない部分があったにも関わらずひろばのスタッフさんが丁寧に教えてくださいました。講師の交通費の入力作業はミスしないためにどういう点を工夫したらいいのかなども教えてくださり、事務作業でのミスがなく円滑な仕事をするための勉強をさせていただきました。

 週に2回にも関わらずさまざまな仕事をさせていただき、多くのことを学ばせていただきました。コンピュータの前で仕事するだけでなく、留学サポートや韓国語教室のように実際に直接お客様と連絡しながら仕事することの難しさを感じながらも、自分の仕事が結果につながった時の達成感を感じることができました。何度も仕事を教えてくださったり、助けてくださったアコピアカフェのスタッフの皆さん、ひろば韓国語教室のスタッフの皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。