滝田優夏 (明星大学)

 

 私は2020年1月30日から2月26日までの1か月間、インターン生として韓国に来ました。もともと韓国の文化やアイドルが好きで、韓国語も大学で学んでいます。私の大学でのゼミナールで、最低2週間のインターンシップに行くことが決まりだったので、どうせ行くなら刺激のあることがしたいと思い、私の好きな韓国でのインターンを探しました。このインターンは韓国語のいい勉強にもなると思って、韓国語を学ぶためにもいい機会だと思い、渡韓することを決めました。

 

 インターンの主な仕事としてはパソコンでの宣伝業務で、私はコネストと韓国文化院というサイトで記事を書き込み、宣伝するという仕事を1か月間の間任されていました。宣伝内容が分かってもどのような文章を書いて人々を引き付けるのか、うまくやるやるやり方が分からなかったので、同じ日本のインターン生に聞いたり、今までの投稿を見たりとたくさん勉強しました。

 また、Twitteでの宣伝の仕事経験のある社員さんが宣伝時の文章の書き方・使うべき記号などたくさんのポイントをまとめてくれたので、とてもいい参考になりました。宣伝の他にもホームページの編集も任されていていました。私は英語留学の経験があり少し英語での会話ができるので、英語版のホームページ編集もやっていました。パソコンが苦手でわからないことが沢山あったのですが、フランスやフィリピンから来た海外インターン生が教えてくれたので、とても助かりました。私は英語も今でも勉強しているので、いい英語の勉強になったと思います。英語・韓国語でのパソコン用語なども、最初は難しかったのですが日が経つにつれて少しわかるようになって嬉しかったです。

 

 あと、これはまれな仕事らしいのですが留学生のための病院の同行も何回かしました。海外で病院に行くのは初めてで、さらに韓国語なのでシステムの理解が難しかったです。薬の処方時は薬剤師さんが何を言っているのかほとんど聞き取れなくて困りました。でも病院に行くことなんてもうこれから先もないと思うのでとてもいい経験ですし、普段勉強しないような単語も覚えることができました。

 またインターン生のための韓国語の授業もあり、そこで韓国語の勉強をしたり韓国の伝統的な食べ物を食べたりもしました。韓国人の先生はとてもいい方でした。

 

 また2月21日に行われた日韓の交流イベントでは総責任者に適任されました。ですが私は頭が悪いので、大体の仕事をもう一人のインターン生に任せてしまいました。イベントのプログラム作成も席の配置も、関係者との連絡のやりとりもやってくれて、とてもありがたい気持ちと申し訳なさでいっぱいでした。とても頼りになる存在でした。

 このイベントでは日本と韓国の関係の問題や文化、社会についてみんなで話し合い、日韓関係の未来を導いていくことを目的とする討論会行ったり、日韓の交流を深めることを目的としています。海外のインターン生が多いため、私は英語通訳の担当も少ししました。討論が終わった後、韓国でアイドルの練習生を目指す美人な学生さんたちがダンスや歌を披露してくれて、それが一番盛り上がっていました。練習生を目指しているからにはみんなとてもいい魅力を持っていて、表情や体の動きなど素晴らしくて驚きました。彼女たちには是非、アイドルになってもらいたいです。残念ながらこの会社にいる韓国の方々はみんな日本語が流暢で、私が韓国語を頑張らなくてもいい環境でした。韓国語をたくさん使う機会があると思ったので残念です。

 

 宣伝業務が主な仕事でしたが、いい勉強になることが沢山ありました。仕事をしていて不満に思うこともいくつかありました。ですが大好きな韓国に来れて少しでも仕事ができたことはとてもうれしく思います。ここで学んだことは多いので、これからの人生に役立てられると思います。

 また、今度韓国に来る前にはもっと韓国語を勉強してから来ようと思いました。韓国人の話す韓国語はとても早くて聞き取れなかったことが何回もありましたので、もっと会話をスムーズにできるようになりたいです。最後に、社員の皆さん、また日本・海外のインターン生の皆さんに感謝を申し上げます。大変お世話になりました。一カ月間ありがとうございます。