庄司あきほ(横浜市立大学)

期間:811日~97

 

2018811日から1ヶ月間毎週月~金、大学のプログラムを利用してアコピアカフェにてインターンをさせて頂きました。このインターンに応募するに至った経緯としては、韓国の音楽や映画が好きだったことと、自分が「労働」ということにとても関心があったという2点があります。

大学で学ぶ中で、ワークライフバランスや日本のサービス残業問題、世界の働き方や生産効率性など色々と学ぶうちに、海外の人々の労働感にとても興味を持ちました。そしてちょうど短期間韓国で働けるプログラムが大学にあったため、応募に至りました。日韓の繋がりが強い団体ではありますが、それでも韓国の中小規模団体で働くという経験ができたのはとても勉強になったと感じています。 

私がアコピアカフェでさせて頂いた業務の概要は、

・担当事業に関連する企業のリストアップ

・担当事業のお問い合わせ対応、その他プロジェクトの補佐

・空港送迎やオーディション同行

というものでした。デスクワークの経験がなく、加えてほとんど韓国語が話せない状態での参加だったので企業のHPを理解するのにも一苦労という感じで、一番最初に任されたリストアップの仕事にかなり時間がかかりました。またその仕事に関しては単調なデスクワークだったので、あまり自分がその種の仕事に向いていないのかもしれないと思えたことが大きな発見だったと思います。

 一番緊張したのは2次オーディションへの同行です。自分があまり韓国語が話せないこともあり、もし通訳ミスしたらなどたくさん不安がありましたが、何とか終えることができました。韓国語ができなくても参加できるインターンではありますが、やはりこのような状況において、話せないことで仕事の幅が狭くなるのはもったいないと感じ、もっとできるようになりたいと思いました。

 カフェでインターンをして一番驚いたことは、そのときの状況に合わせて業務形態がとても柔軟に変更されていくことでした。これはまさに中小企業の特徴だと感じたのに加え、しかし働く中で徐々にそのメリットやデメリットも見えてきました。やはりメリットは柔軟に規則や事業内容を変えられることによってより顧客に寄り添いやすくなることだと思います。またデメリットは変更点が重なることによって、現状把握や情報共有がどんどん困難になっていくことだと感じました。このようなことを机上の勉強だけでなく、自分の目で見て感じられたこともまた、とても勉強になりました。

 アコピアは、一人ひとりが重要な労働力であるだけに、インターンにも大きな仕事を任せることもあります。そのため、もし自分が「やりたい」と強く思うことがあればやらせてもらえる雰囲気が出ていると感じました。日々小さな改善を積んでいける体質の団体であるからこそ、これからもどんどん邁進していってほしいと強く感じました。

 アコピアスタッフ皆さん、いつもどんなことでも優しく丁寧に教えて頂き、本当にありがとうございました。皆さんのおかげでたくさん成長し、勉強し、良い経験を積めたと感じています。本当にお世話になりました。