片山 裕奈 (エラスムス・ロッテルダム大学

インターン期間:2018年4月4日~6月

 

 私は2018年4月4日から2018年6月15日(予定)の2ヶ月半、週3回の4時間勤務でアコピアカフェでインターンシップをしています。

参加理由として、大学進学が決まり時間に比較的余裕ができたことで新しいことを始めたいと思ったのが応募するきっかけとなりました。候補はいくつかありましたが、在韓歴の長い日本人として日本と韓国の両国に関わる仕事をしてみたいと思い、アコピアに応募しました。大学では国際社会問題を専攻するので、まずは複雑な日韓関係の中、両国の若者が参加するプログラムに携わることは自身の経験にも繋がると考えています。またNPOがどのように機能しているのか間近で見ることができる機会だということも踏まえ、アコピアのプログラムに興味を持ちました。

 K-POPキャンプ」と「韓国留学」、「制服販売」、「ソウル暮らしサポート」の広報をAmebaブログ、Twitter、その他SNSに掲載しています。その他の活動として海外インターンシップ生の日本語翻訳の手伝いや、「日本全国ぐるぐる研修プログラム」のレイアウト・広報もしました。社員さんからお願いされる業務もあれば自分で聞くこともあります。5月からはホンデ住民センターの日本語教室で日本語の授業をします。

           広報活動をするにあたってそれぞれのSNSの利用者層や求めている情報、興味を引く文章などをまず社員さんと分析しました。アコピアが主催するプログラム事情を知ることが第一だったので概要を調べ、その他細かい情報は社員さんに伺った上で広報活動をするよう心がげています。購読者の反応(ツイートアクティビティ、エンゲージメント総数)に波がある時は相違点を調べ、次の投稿につなげることでよりアコピアのプログラムが知られるよう務めています。

韓国に滞在している、また将来来韓する日本の若者と接点を持てたことは貴重な体験です。韓国に長年住んでいながら実際にそのサポートをする側に回るというのはとても興味深くやりがいを感じます。母国語が通じない環境でK-POPを学びたいという中高生とSNS上でやり取りをしたり実際に会う機会もあり日韓関係と若者の興味は必ずしも比例するわけではない事を肌で感じました。

また、社員さんや他のインターンシップ生との接し方、メール上での言葉の選び方などを学ぶ社会人として必要な事も考えるようになりました。多国籍のインターンシップ生に囲まれての業務は予想していませんでしたが非常に楽しくコミュニケーションを取れています。彼女達のYouTube動画やウェブサイト活動内の日本語翻訳を頼まれることもあり役に立てて私自身も嬉しいです。