女性からしたら居心地がいいのは韓国だ。

                              野尻 幸希

 今回のボランティアに参加し、日韓の違いについて身を持って知ることが出来ました。前回来たとき受けた韓国の印象を180度変えてもらえた交流でした。私の中で正直、韓国の人は一方的で強引で乱暴という印象しかありませんでした。しかし、これは浅くしか知らなかった私の偏見だったと、感じました。

 今回のボランティアで出会った人は暖かく親切で世話焼きで、包容力があり信頼感の持てる頼れる存在という印象を受けました。一言で表現するなら、“お母さん”という感じです。気さくに話しかけてもらい、建て前など堅苦しい接し方はなく、これは日本人にはない接し方だと思いました。そのおかげでこちらも、心を開いて接することが出来ました。

 韓国人は素直だという印象も感じました。思ったことをはっきり相手に伝え、相手の意見もしっかり聞いていると思いました。

 その点では日本人は曖昧な表現をし、時に相手を思って言葉を濁していたことが相手にとって傷つくこともあると思いました。なので、韓国人のように思ったことをはっきり伝えることで、相手との間に誤解が生まれないので人間関係がさっぱりしていると感じました。よく韓国ドラマではドロドロした人間関係が描かれていますが、オモニも優しく肝っ玉母ちゃんのような暖かさがありました。そんなに深く関わっていないのに、信頼してくれているような気がしました。

 街中で道に迷ったときも、声をかけてくれてわざわざその場所まで連れて行ってもらった経験もしました。見知らぬ外国人になぜここまでしてくれるのかと不思議に思うこともありましたが、韓国にはこんなに親切な人がいるということが実感できました。ありがとうだけでは足りないほど感謝の気持ちでいっぱいになりました。日本では道を聞かれてもその場で口頭で説明して終わりです。このことがあり、私はこの間道を聞いてきた外国人をその場所まで案内しました。韓国人には忘れていた人の心の綺麗さを思い出させてもらいました。


「韓国の男性」

 韓国に行って日本と違うと思ったことに、男性の接し方に大きな違いがあると感じました。韓国の男性はとても優しく紳士的だと感じました。こんなに色々してくれるのかと心配になるぐらいジェントルマンだと思いました。レディーファーストは当たり前で、一緒に食事しても男性がおごるのは当たり前という感じでした。日本の男性は一緒に食事しても割り勘の場合もあり、レディーファーストという文化は薄く、男の人の立場が強いという文化なので日本の男性にも韓国の男性を見習ってほしいと思いました。女性からしたら居心地がいいのは韓国だと思います。

「韓国と日本」

 実際に行ってみないとわからないことがたくさんあり、韓国のイメージはK-POPとだけというイメージから人の暖かく親切な国だという印象に変わりました。韓国での食事は常に味付けが辛く、飽きないのかと思っていましたが毎日食べても全く飽きませんでした。自然と韓国では韓国の食事に胃が慣れて、辛くないと物足りないほどでした。韓国の人たちのあのパワフルなスタミナは韓国料理から得ているような気もしました。韓国料理を食べると体が温まり、生き生きします。日本料理のように様々な味付けはありませんが、韓国料理には韓国料理の魅力がありました。

 韓国で食事をしていて一番驚いたことは、前菜が全ておかわり自由ということです。何回おかわりをしても値段は変わらず、お店は大丈夫なのかと思います。お腹いっぱいになってほしいという優しさと、思いやりが伝わってきます。なので、韓国にいる間空腹を感じたことはあませんでした。これは日本のどこのお店に行っても、韓国のような太っ腹なお店はないと思います。