한일캠프(11/2~4) 感想文     鎌田温子

 

今回、私がこの日韓ボランティアワークキャンプに参加した理由、最初は大学の福祉活動の授業のためでした。外国人である私でも、この国で出来るボランティア活動はないだろうか。と、インターネットでいろいろと探していたとき、偶然にも目に入ったのがこのワークキャンプでした。しかし一人で参加するのは心細く、大学の友人と一緒なら…と、悩みつつも申請をしたのですが、結局友人は都合が悪く、一人で参加することになってしまい、キャンプに行く前は不安な気持ちでいっぱいでした。

 

オリエンテーション当日、初めて一緒にキャンプに行くメンバーたちと顔を合わせました。私の班は、韓国人5人、日本人3人で、この日はキャンプの説明を聞いたり、班の名前を考えて終わりました。私はすごく人見知りということもあり、この日は班のメンバーとは一言、二言くらいしか話せず終わりました。

一週間後のワークキャンプ当日、少し遅れて到着した私は、到着してすぐ班のみんなの元に行きました。このキャンプの楽しみの一つはテディベア作りだったのですが、内容が変更し、代わりに良い香りのする韓服のポプリを作りました。期待していた分少し残念でしたが、今回作ったポプリは日本の家族への良いお土産になりそうです。

その後すぐ、K-opダンス講義を受けました。とても面白い先生のおかげで、恥ずかしさもあまり感じずにダンスを学ぶことが出来ました。ダンス講義後、私たちはバスに乗り、カンファドへ向かいました。バスでは、同じ班の人ではない人とも仲良くなれるようにと、係りの方が座席をあらかじめ決めてくれていました。そこで隣の席になった人とは、カンファドに着くまでの2時間、ずっと話をしてとても楽しかったのを覚えています。韓国に来た理由や、正規大学生として韓国で大学生活を送る上での悩みなどをとても親身に話を聞いてくれ、すごく嬉しかったです。

バスを降りてから私たちは暗闇の中、宿舎に移動しました。その日は少し寒い日で、明かりも何もない道を同じ班の日本人の子達と一緒に歩いていきました。宿舎についてからは即、私たちの班は夕飯の準備に取り組みました。このとき初めて班のみんなと協力してサムギョプサルの準備をし、すこしだけ距離が縮まったような気がしました。夕食後は、リクリエーションの時間で、係りの方が前もって準備してくださったクイズを、班のみんなで団結して解いていき、楽しい時間を過ごしました。リクリエーションのあとは、みんなで輪になってゲームをしました。韓国のゲームはたくさん種類があり、また、みんなのゲームの掛け声にも驚きました。今日初めて会った人達のはずなのに、韓国人の学生たちはみんな息ぴったりで、前から友達だったのではないかと思えるくらいでした。この日は明日のボランティアに備えて12時ごろに解散しましたが、私たちの班の女子たちは2時くらいまで布団の上で、おしゃべりをして過ごしました。

翌日、朝食を済ませてから、私たちはボランティア活動の現場に向かいました。現場であるザラム図書館は、私たちの宿舎から徒歩15分、バスで10分くらいだったと思います。一晩を一緒に過ごし、この時点で私たちの班は、結構距離が縮まっていたような気がしました。前日まで感じていた距離も自然と無くなり、腕を組みながら歩いたり、いろんな話をしたり、移動時間までも楽しい時間でした。ザラム図書館では、事前に役割が決められていて、ここでも、班の人とはバラバラで、私は室内での壁画の作業にあたりました。壁画の作業は一人ひとり自由にクレパスで色を塗るという作業で、一人2枚の紙に色を塗り、最後にそれらを合わせて、ひとつの作品になったのを見たときは、想像してたよりもすごく立派な作品になって嬉しかったです。

お昼休みを挟み、次は本の整理をし始めました。すべての本を「ㄱㄴㄷㄹ…順」に、日本でいう「あいうえお順」に整理する作業でした。それの作業は外国人のわたしにとって、少し難しい作業でしたが、ほかのみんなと一緒に一つ一つ本を順番に並べて整理していく作業には、やりがいがありました。一通り私たちの作業が終わった後、私は外での作業を手伝いに行きました。ペンキを塗る作業は、一見簡単に見えても、腰を曲げて丁寧に塗っていかないといけなくて、意外と大変でした。作業中、手首についてしまった青いペンキが、何日間も消えなかったのですが、それを見るたびに今回のキャンプを思い出し、なんだか誇らしくも感じました。

ボランティア終了後、宿舎まで戻る道でも、前日バスで隣だった人や他の班の方と話すことができました。宿舎到着後、わたしたちの班の女子メンバーと、隣の部屋の女子メンバーで一緒にトランプゲームをしながら夕食の時間を待ちました。夕食後は一人ひとりの発表の時間で、みんなの前で話をすのは少し緊張しましたが、この発表を通して改めてこのキャンプに来た人たちの顔や、それぞれの感想を聞くことが出来てよかったです。また、ベストキャンパー投票などもしましたが、私の班のメンバーであるリヒョンがベストキャンパーとして選ばれたことも、とても嬉しかったです。彼女は前回のワークキャンプ経験者として、私たちを引っ張っていってくれたと思います。年下なのにしっかりとしていて、彼女から学ぶことは本当にたくさんありました。発表会終了後は、またみんなで輪になってゲームをして遊び、前日の夜は参加しなかった人も加わったりして、前日とはまた少し違った雰囲気でした。ゲームの際も、他の班の方とお話しすることが出来てよかったです。

ワークキャンプ最終日、朝食後すぐに身支度を済ませ、バスに乗りカンファドの世界遺産を見に行きました。博物館見学は自由行動で、韓国人の学生が詳しく説明してくれました。コインドルを見たのは初めてではありませんでしたが、今回またみんなと一緒に見学出来て良い思い出になりました。

 

韓国に来て約1年と少し、韓国で大学に入学してから、私はあまり楽しい思い出を作ることが出来ないでいました。留学生として過ごす大学生活で、韓国人学生との距離を感じていたのが、今回のワークキャンプを通して大きく変わった気がします。最初は、大学の授業のため…と思い、参加したこのワークキャンプですが、今は参加して本当に良かったと思います。参加しなかったら出会えなかっただろう沢山の素敵な人たちと出会えたこと、彼らに出会って、一緒にボランティア活動をしながら、いろんな事を学ぶことが出来ました。3日間は一見長く感じますが、実際経験してみたらあっという間で、もっとみんなと過ごしたかったな、と思うばかりです。キャンプ参加者全員の人と関わることが出来なかったのが唯一の心残りですが、キャンプは終わってしまったけれど、これからもずっとみんなと交流をしていけたらいいなと思います。

 

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