私は、2024年3月25日から4月25日までの約1ヶ月間、韓国でインターンシップを経験させていただきました。
このインターンを知ったきっかけは、大学入学までの空いた期間に海外インターン、ボランティアを探していた際、国際交流に興味があることから見つけたものでした。
英語を使った仕事や交流の機会があるのではと思い、参加を決意しました。
以前、フィリピン・セブ島の語学学校に通っていた際、その学校が韓国の企業であり、周囲にも韓国のスーパーマーケットや飲食店、韓国人が多く暮らしていたことが印象に残っています。
また、タイで訪れたお店も韓国で人気のチェーン店だったりと、意識せずとも韓国文化に触れる機会が多くありました。K-POPや韓国のオーディション番組にも少し興味があり、「いつか訪れてみたい」と思っていた韓国でインターンシップができたことは、大変嬉しく思っています。
インターン中は、日本の大学生3人と1週間ほど同時期に活動し、その後は日本人のインターン生と共に業務を行いました。
初出勤から数日は、ちょうど「MAKOキャンプ」の期間中で、オーディション撮影の現場に同行する機会があり、これまで画面越しにしか見たことがなかった世界を間近で体験することができました。
主な業務は、韓国で留学やホームステイを希望する方に向けたSNS・ブログの投稿、ショート動画やMAKOキャンプの撮影などでした。
撮影や広報の画像作成、編集の業務に取り組む中で、もともとInstagramに少し投稿した経験はありましたが、動画の撮影や編集のスキルはなく、他のインターン生が自分の得意分野を活かして活躍している姿を見て、正直とても焦りを感じました。
これまでの進路選択では、自分の興味を軸に自然と道を決めてきたため、大きくつまずく経験は少なかったのですが、今回ははじめて、経験のほとんどない分野に挑戦し、自分の力不足やスキルの壁に直面し、戸惑いや不安を強く感じました。
それでも、国際交流やK-POPといったもともとの関心から一歩踏み出し、撮影や編集という新しい分野に携わったことで、これまで触れてこなかった世界に興味を持つようになりました。
この経験を通じて、SNS投稿への意欲も再び湧いてきただけでなく、他の分野にも挑戦してみたいという前向きな気持ちが芽生え、自分の可能性を広げるきっかけになったと感じています。
また、日々の業務として、共用部分の清掃・整理整頓にも積極的に取り組みました。
入れ替わりの激しい寮生活の中で、生徒の皆さんが少しでも快適に過ごせるよう、些細なことでも自分にできることを探しながら行動していました。
これらの経験を通じて、「どのようにすればより良い環境を提供できるか」といった視点で物事を考えることができ、将来働くうえでも大切な姿勢を学べたと感じています。
休日には、せっかく海外にいる機会を活かして、日韓交流にも挑戦しました。
2年前の留学時に出会った友人と再会したり、日本に興味のある韓国人学生と交流したりと、非常に貴重な経験となりました。
また、代表の方とご飯をご一緒する機会もあり、実際に日本・熊本に滞在したことのある学生さんのお話を伺う中で、自分の進路や将来の目標についても考えるきっかけになりました。
私は、国際イベントマネジメントを学びたいと考えており、将来は国際交流イベントの企画に関わりたいという夢があります。今回のインターンシップは、その第一歩として非常に意義のある経験でした。
今回のインターンでは、目立ったスキルを活かすことはできなかったかもしれませんが、SNS投稿や動画撮影、オーディション現場への同行、共用スペースの清掃など、普段の生活ではできないような貴重な経験を数多くさせていただきました。
特に、実際の現場で自分の目で見て、学ぶことができたことは、自分にとって大きな財産です。
また、休日には日韓交流を体験し、日本に興味を持つ韓国の学生さんと直接話すことで、改めて国際交流の面白さや意義を実感しました。
この1ヶ月間は、不安もありながら新しい挑戦の連続で、自分の可能性や課題に向き合う時間となりました。
このインターンを通じて、将来国際イベントの企画に関わりたいという目標に一歩近づけたと感じています。海外で長期滞在するという貴重な機会をくださり、本当にありがとうございました。
そして、インターン期間中にお世話になったすべての方々に、心より感謝申し上げます。