インターンを通して日本と韓国の架け橋に

                       創価大学経営学科 丹野渓

 

こんにちは。私は2015年3月から2ヶ月間、光化門オフィスのインターン生として働かせていただいた丹野渓です。

私は2014年8月に成均館大学校への交換留学生として韓国に来ました。父が以前韓国に単身赴任していた関係で、私にとって韓国は幼い頃から馴染み深い国でした。しかし中高大と英語に没頭し、特に大学ではインターナショナルプログラムという英語で経済学を学ぶ授業を取っていたため朝から晩まで英語漬けの生活を送る中、いつしか韓国についてあまり考えなくなっていました。転機が訪れたのは大学一年の後期、私はひょんなことから韓国人の友人たちから韓国語を習い始めました。父のおかげで少しだけ韓国語はわかりましたが、その頃は全く話せませんでした。彼らと仲良くなるにつれ、もっと韓国について知りたい、もっと韓国人をわかりたいと思うようになりました。そんな時大学の交換留学枠に英語圏の留学先として成均館大学校が追加されたことを知りました。またとない機会だと思い留学を決意し、猛勉強の末交換留学を勝ち取りました。

韓国に来てから初めのセメスターは授業のグループワークやクラブ活動、友人たちとの交流などに時間を使っていましたが、セメスターが終わり長期休みになった頃、ふと「私は何のために韓国に来たのか」と考え始めました。最初は韓国や韓国人についてもっと知りたいという気持ちだけでしたが、実際に生活する中で日本に対して良くないイメージを持つ韓国人にも多く出会い、自分も何かできることはないのかと考え始めました。そこで見つけたのが、ここのインターンシップだったのです。 

 

インターンの間、私は主にワークキャンプ作成と韓国人が日本にワーキングホリデーに行く際のサポートを行いました。

一つ目のワークキャンプの仕事は、アジア希望キャンプの一環として香川県に新たなボランティアワークキャンプを作成することでした。光化門オフィスには、日本の会社のように細かいマニュアルのようなものはありません。すべて自分で考え、自分で企画を行います。しかし、私の出身地は東京で、香川には一度も足を踏み入れたことがなかったため、ワークキャンプの作成は難航を喫しました。まず香川県でできそうなボランティアや観光地、名産品などを調べ上げ、キャンプ中で企画できそうなものを一つずつピックアップしていきました。ボランティアやホームステイなどの交渉では、直接国際電話をかけてメールやり取りを行いましたが、返事がもらえなかったり、主軸で進めていたボランティアの参加を最終的に断られてしまったりとなかなか思うようには進みませんでした。しかし、だからこそ最後にワークキャンプが形になり、今年の8月に開催されることが決定した際の喜びもひとしおでした。

二つ目のワーキングホリデーサポートでは、これから日本にワーキングホリデーに行かれる韓国人女性の方のサポートを行いました。具体的には、1対1で懇談しながらアルバイト及び住居探しの教育、ワーキングホリデー期間の計画などを行いました。ワーキングホリデービザを取得した方々は、将来韓国と日本の友好の未来を担う素晴らしい人材です。そんな方々の助けになるためにも、日本で生活をする上で何を不安に思うだろうか、どんなことをすれば充実した一年間になるだろうかと常に考えながら、最大限のサポートができるよう企画を進めていきました。ワーキングホリデーサポートは、アジア希望キャンプ機構が初めたばかりのプログラムだったため、この業務も手探りの状態で始めましたが、サポートをしていた女性のワーキングホリデー期間の計画と住居の確保なども終わり、無事今年の9月にワーキングホリデーに出発できることになりました。

また通常業務以外では、韓国の外交部(日本の外務省)にて行われた韓・中・日交流会に参加させていただいたことが思い出深いです。私たちは韓・中・フェアトレードの促進を行っている機構(アジア希望キャンプの一環)の代表として、交流会に参加させていただきました。交流会にはいつも一緒に業務をしている韓国人のザヒョンさんと中国人のリュハンさんと参加し、他の参加者と共に自分たちが行っている業務の紹介をしたり、外交部の方とこれからの東アジア3カ国の未来について懇談したりしました。

 

これらすべての業務を通して、微力ながら私も韓国と日本の友好促進に貢献できたのではないかと思います。このような素晴らしい機会をくださり、本当にありがとうございました。 2015.05.22